2010年6月22日火曜日

薬剤の効果の確認

7.戦況を確認
薬剤塗布から10ヶ月が経ちました。
ここで、以下の観点で状況を確認してみます。

  1. 効果の持続性
  2. 壁への影響
  3. アルミサッシへの影響 
  4. 植物への影響
1.効果の持続性
今のところ非常に良いと言えます。
当初は黒っぽい汚れは除去出来ませんでしたが、いつの間にか白くなり、時間とともに効果が増しているようです。これは裏を返せば非常に分解性の悪い薬品であり、長時間環境への影響が持続することを意味します。

2.壁への影響
少なくとも、外壁用として売っている製品なので、大きな影響があっては困ります。我が家では、風合いその他今のところ変化はありません。

3.アルミサッシへの影響
これは当初一番気にした項目です。なぜなら、説明書に「無処理の金属表面へ使うと腐食します。」と書いてあったからです。少し心配でしたがアルミサッシは表面に比較的丈夫なアルマイト処理がされているので、使用に踏み切りました。8ヶ月たった現在も全く影響は出ていません。

4.植物への影響
説明書きには「植物には安全」と書いてあるのですが、実際はどうでしょうか。

  • ツツジ・・・壁の直下に植えられており、薬剤がそれなりにかかったと思われますが影響は全く見られませんでした。
  • タマリュウ・・・なんとなく元気がなくなったように見えるものの、大きな影響は見られませんでした。
  • シダ・・・壁の直下に勝手に生えてきたシダですが、大きな影響を受けるようで枯れてしまいました。藻、コケ、カビなど胞子で増える植物は影響をうけるのでしょうか。
シダ類を壁の近くに植えている場合は注意を要しますが、感触としては、植物にはそれほど大きな影響はなさそうです。しかし、微生物には影響があるかもしれませんので、微生物と共生しているような植物は影響をうけるかもしれません。(マメ科の植物など)

総括すると我が家の味方の兵力には損害は出なかったようです。



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